システム開発: 2008年3月アーカイブ
日経ソフトウエア 2008年 05月号 [雑誌]
日経BP出版センター 2008-03-24
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日経ソフトウェア2008年5月号「プログラマになりたいあなたへの手紙」はいい企画でした。
小飼弾、まつもとゆきひろ、天野仁史、結城浩、よしおかひろたか、戀塚昭彦(敬称略)という錚々たる面々による、これからプログラミングを始める人たちへの応援歌。
しかし現役でプログラミングを仕事にしている人間にとってもこれまで歩んできた道、今後進むべき道をふと考えさせてくれる素晴らしいメッセージでした。
偶然か必然か、小飼弾さんの「楽習力」とまつもとゆきひろさんの「創り出す喜び」というキーワードが重なったのを目にして、やっぱりそれなんだよなぁと。
楽しんでプログラムを書くなんて気持ちは忘れてた自分に、振り返りのきっかけとなりました。
プロジェクトの初顔合わせは担当者に何を聞いても良いタイミング。
- なぜこのシステム開発プロジェクトを立ち上げるのか。
- 実現したいこと。何が達成されると嬉しいのか。
- かつてシステム化しようとしたこがあればその時大変だったこと。またなぜ大変だったか。
- システム化対象範囲で危惧されること。
- システム範囲外で危惧されること(組織関係、コスト、スケジュール)。
- 顧客側の担当者、承認者、関係部署などステークホルダーを明確にしておく。
言われた要望にただ取り組むのではなくて、なぜ?と掘り下げることで、抱えている問題を解決したり、より良いサービスを提供できるような成果を上げることがプロジェクトの成功。