Linux: 2007年12月アーカイブ

RedHat ES3で運用しているサーバのディスク容量が足りなくなり、USB外付けHDDを増設して暫定対応した件のメモ。

外付けHDDはRAID5も対応している、バッファローのHD-QS1.0TSU2/R5を選択。

サーバのUSBポートにHDDを接続すると、何やら認識している様子がコンソールに流れます。
以下のコマンドで認識したか確認する。

# lsusb

なお、Linux上でUSBデバイスはSCSI機器として認識されるので、以下のような確認も可能。

# cat /proc/scsi/scsi

「Bus 001 Device .... Melco, inc.」 のようにHDDが確認できていました。

続けて、どこに認識されているか調べます。

#dmesg

 「sda : sdb1」という記述があったので、今回はsdb1に認識されたようです。
sdb1をHDDをマウントします。

# mkdir /mnt/usbhdd
# mount -t vfat /dev/sdb1 /mnt/usbhdd

dfでマウントも確認できました。

一応、ベンチマークをチェックしてみます。

# hdparm -ft /dev/sdb1

「... 56MB in 3.00seconds = 18.67MB/sec」という結果で、149.36Mb/s出てますのでUSB2.0が生きているようです。
OSのカーネルが2.4系で、2.6系からでないとUSB2.0対応じゃないとどこかで目にしていたのでこれは嬉しい誤算!

/etc/fstabに設定を記述して、OS起動時に自動でHDDをマウントするようにしておきます。

/dev/sdb1 /mnt/usbhdd vfat auto,user,exec,uid=500,gid=500 0 0
(ID:500のユーザをオーナーとしてマウントするようにしました。)

サーバを再起動して、HDDがマウントされていることを確認。
これでしばらく様子を見ます。


作業中、HD-QS1.0TSU2/R5のファンが止まっていることに気付き「初期不良?」と一瞬焦りましたが、動作温度を検知して回転を自動でON/OFFする機能を持った製品だったようです。賢いなー。

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